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引越しに関するマナー

引越しは自分たちだけでなく、周りの人達にも関係する出来事です。
新しい場所で始まる生活を楽しみにする気持ちは勿論ありますが、実際にはそれと同じかそれ以上に近所でお世話になった方々とのお別れを寂しく思う気持ちもあると思います。


最近は隣近所との交流は少なくなっているようですし、特に一人暮らしのマンションやアパートでは隣に住んでいる人と話しをしたことが無いとか、場合によっては会ったこともないまま引越し当日を迎えることもあるようです。
それでも大家さんや不動産屋さんにはお世話になっているでしょう。契約時や家賃の更新時位、何か問題があった時の相談などもお世話になりましたし、引越すときもそうです。

ダンボール運ぶ

それ以外にも自分の知らないところでお世話になっているかも知れません。
そう言った人達には余り思い入れはないにしても、お世話になったご挨拶はしていったほうが、気持よく引越しが出来ますよね。立つ鳥後を濁さず、です。ちょっと違いますか。
もしかしたら引越し後に何かの荷物が来てお世話になるかも知れませんからね。


それから引越し業者さんです。これは基本的に仕事ですし料金も払いますのでそれ以上の心付けは不要というのはその通りですが、例えば暑い中、汗びっしょりになって自分の荷物を運んでくれている姿を見ると、冷たいお茶位は出してあげたくなるのはありますよね。


チップを渡す人も実は多いという話も聞きます。特に年配の人はそうかも知れません。頑張っている若い作業員の人達に自分の子供のイメージを重ねているのかも知れません。
仕事とは言え、感謝の気持ちを伝えたいと思うのは人それぞれです。


それから、新しく住むところになるご近所さんや大家さんへのご挨拶です。引越しだけでも忙しいのにちょっと面倒なのも分かりますが、これから気持ちよく生活するなら最低限必要なことだと思います。
特にご近所さんには引越し当日には道路や通リを塞いだりして迷惑を掛ける可能性がありますので、事前に引越し予定の連絡を兼ねてご挨拶を済ませたほうがいいと思います。勿論引越し後にも改めてご挨拶が必要です。
最後は引越ししたことを関係者の皆さんにお知らせするための挨拶状ですね。ご近所にお越しの際は是非お寄りください、っていうやつです。


ホント、引越しは大変だと思います。そしてその最後のトリを飾るのが、この引越し挨拶状になるんです。実際には挨拶状はいつでも出せるのですが、気分的にはほぼ終了までいかないと出す気力は残っていないかも知れません。
これらマナーに関することだけでもこれだけの作業量があります。まとめると以下です。

 

引越し前:
大家さんや管理人さんへは部屋の明け渡しと鍵の返却時に合わせて1,000円〜2,000円程度の品物を贈るのが一般的です。
石鹸や台所洗剤、薬用ハンドソープなどの家庭内消耗品が喜ばれると思います。出来るなら天然成分や無添加で作られた物がいいでしょう。

引越し業者さん:
休憩中や昼食後に飲み物の差し入れなどがいいでしょう。チップを渡す場合は、代表者の方に一般的な昼食代の人数分くらいでしょうか。事前にチップを入れるポチ袋やのし袋を数枚用意していたほうがスマートです。

引越し後:
出来れば引越し当日から数日前までに両隣と上下階、管理人さんへご挨拶をしておくほうがいいです。挨拶品は上記の家庭内消耗品が無難です。勿論スイーツや各地の名産品だと尚喜ばれます。
挨拶状は出来れば1週間以内、遅くても2週間以内を目標にしましょう。余り遅くなると逆に失礼になるかも知れません。受け取る方の受け取りはいろいろですからね。

挨拶周りに行く人:
理想は家族全員です。向こう三軒両隣とマンションなら上下位ですので、気持よく廻りましょう。
特に小さい子供がいる場合は顔を覚えてもらうようにすると防犯上も安心です。マンションなら特に下の階に騒音で迷惑を掛けるかも知れないので小さい子供がいる人は気を付けるようにしましょう。
それから女性一人で引越しをした場合は近所のご挨拶を無理に行うことはありません。セキュリティの観点から挨拶回りは逆効果の場合があるからです。

引越しの基礎知識